2010年 08月 15日
キヤノンMP610と、エプソンPX-G5000のプロファイルを作ってみました。 用紙は富士フイルムの「画彩」から、廉価な紙ベースのフォトグレード。 なにせ、実験君段階で高価な紙をばかすか使うわけにはいきませんので。 もっとも、キャリブレーション中に使う紙は、カラーパッチの2枚だけです。 キャリブレーション自体は簡単ですが、プリントしたカラーパッチはできるだけ乾燥安定させたいので、その分インターバルがかかってしまいます。 また、カラーパッチはアプリケーションでもプリンタドライバでも「色補正なし」の状態を選択しなければならないのですが、この設定がややこしい。 おかげで何度か設定を間違えたりしたので、ほぼ一日かかってプリンタ2台分の基本プロファイルができました。 テストプリントには、おおちゃくしてSONYのサイトからα900のサンプルを借用。 人肌ってのが、自分で撮った写真の中にほとんどなかったものですから(汗) これがオリジナル。 これがキヤノンMP610のプリント結果。 左がプリンタの標準、右がColorMunkiのプロファイル。 プリントをスキャンしているので正確な色ではありませんが、プリンタ標準と補正後の傾向はわかると思います。 こちらはエプソンPX-G5000。 ColorMunkiのプロフィルをあてると、MP610のそれと色の傾向がそろっています。 ColorMunkiのおりこうさんなところは、これらのプロファイルをさらに自動補正させることができるってこと。 データとプリントで発色が異なっている場合、その画像からカラーパッチを自動生成させてキャリブレーションできるので、使い込むほどに精度が高まるという理屈なんですね。 これはカラーレーザでの実験君が、俄然楽しみになってきました。 ちなみに、これがPX-G5000用の失敗プロファイル。 カラー調整をドライバお任せの「自然な色あい」でカラーパッチをプリントしてしまったので、プリンタの自動調整値をさらに調整したプロファイルができてしまいましたとさっ。 【追記】オリジナルとの比較がわかりやすそうなサンプルです。
by cthulhu_dune
| 2010-08-15 00:04
| Machintosh Apple
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