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2007年 09月 07日
薔薇と蝶のペンダント製作工程3
透かし部分のキサゲがけが終わったら、ロウ付けに入りますが、その前に下ごしらえをします。

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写真1:銀板に貼り付けた紙を、接着剤もろとも焼き飛ばします。
熱湯や洗剤でも落とせますが、これがいちばん楽ちん。
貼り合わせた銀板も、接着剤を焼き飛ばしてはがします。

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写真2:火を入れたら、酸洗い。
酸化膜があると、ロウがしっかり付いてくれません。
ピックリングコンパウンドの溶液を湯せんにかけ、パーツを中に放り込んでしばし待ちます。
パーツが真っ白くなったら、水洗い、重曹洗い、洗剤洗いをして、酸洗いの行程はおしまい。

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写真3:貼り合わせた時に下側に来るパーツを磨いておきます。
ロウ付け面をきれいにする意味もありますが、貼り合わせた後では研磨しにくいから。
この面は、あとでタガネのテクスチャーを入れちゃうので、多少荒れていても問題ないんですが、下地をきれいにしておくに越したことはありません。

切ったり磨いたりに比べれば、短時間の簡単な行程でした。

by cthulhu_dune | 2007-09-07 00:24 | 銀細工


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