2007年 09月 09日
さて、丸めますか(笑) 写真1:大小の丸いくぼみの付いた玉台を使って、パーツを丸めていきます。 写真左側が溝台の大きなくぼみ、右側がさいころ台。 大きく浅いくぼみから始め、目標の丸みまで徐々に深くしていきます。 パーツが加工硬化で硬く感じたらこまめに焼きなまし、少しずつ丸めていくのがコツ。 硬いままや、一気に深く加工すると、大きくゆがんだり破断したりします。 写真2:丸めると、別パーツとの接合面がエッジになるので、平らに削ります。 パーツが出来るだけぴったりと合う平面と、後で切削してもなくならない、十分な面積を取っておきます。 写真3:組み立て後に内側になる部分は、後でほとんど手を入れられないので、ここで研磨しておきます。 中空の透かしでは、目を凝らせばこういう部分も見えてしまうので、出来るだけきれいにしておきたいですから。 ちなみに、刻印も内側に打っています。 透かし切り以降はどんどん進むのがいいですね(笑) 失敗するとリカバリー出来ない加工も多いけど、みるみる形が変わっていくのは、やっていても楽しいものです。
by cthulhu_dune
| 2007-09-09 18:00
| 銀細工
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