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2007年 11月 25日
工房ベネチアン
昨日は秋葉原…というか末広町にバングルを納品した足で、池袋の「工房ベネチアン」に、サンドブラスト展を見に行ってきました。
そのきっかけは、mixiの一歩の足あとから。
実は普段は足あとに全くと言っていいほど無関心なんですが(汗)、何となく気になって訪れた場所が、ガラス工芸作家の吉村凌駕さんのところ。
そこで目にした『薔薇窓』に惹かれ、Webサイトも時折チェックしていて、今回の展示会があることを知ったのですな。
で、秋葉原から山手線一本だし、おもしろそうなので足を運んできました。

Webサイトに工房までの道順が写真入りで紹介されていたので、全く迷うことなく到着。
マンションの一室なのでちょいと勇気がいりましたが(笑)、いやぁ見に行ってよかった。
作品の詳細はWebサイトを見ていただくのが手っ取り早いので割愛しますが、シャープで繊細でありながらも、とても優しく暖かみのある雰囲気。
ランプ類は、そっと顔を寄せてランプの温もりとガラスの色合いを感じていると、時間を忘れてしまいそうです。

惜しむらくは、目の中に留まって離れてくれなくなった、黄色く小さなぐい呑み。
これの材料の入手困難から今後の制作がほぼ不可能、当然作品も入手困難なこと。
「内側の葉がぼやけてしまい、茎から離れてしまって…」とおっしゃっていましたが、私はその奥行きがまたいい景色だなぁと感じ入ってしまいました。
この作品も、Webサイトなどで見ることができます。
雨、もしくは霞に煙る、小さな黄色い花を、縁側から眺めながら呑むお酒、そんなイメージが浮かびませんか?

いやはや、ちょっと覗いてみようと行ったつもりが、すっかり長居してしまいました。
「昼飯はどーするのだ」とカミさんから電話をもらうほどに(笑)

工房ベネチアンのサイト
http://benecan.blog97.fc2.com/

by cthulhu_dune | 2007-11-25 09:33 | 文化・社会


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