カテゴリ:トイガン( 26 )

2009年 03月 22日
ブルーイングやり直し
先日、研磨&黒染めし直ししたオフィサーズの亜鉛合金パーツですが、やはりざらつきが気になります。
というわけで、あれこれ調べ直してみました。
すると、表面の酸化によるものだけではなく、スラッジが発生してこれが全く落ちなくなっているためのようです。
デニム生地で空磨きしながら染めたんですが、そんなもんじゃぁ落ちなかったようですね。
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また、ブリーチウッドのスチール用が亜鉛合金に使えるという記述を多く見かけたので、そのつもりでスーパーブルーを使ってみたのですが、やはり亜鉛合金用のガンブルー液を使うのが吉みたい。
ちなみに、アルミ用のアルミブルーを使うと、反応が強すぎて溶けます。
希釈して使うこともできますが、やはり適材適所が一番かもしれません。

亜鉛合金用のガンブルーは、ウエスタンアームズのタッチアップペンを持っていますが、これでブルーイングし直すのは不経済。
なので、インディーの亜鉛合金用ガンブルー液をゲットしてきて、再チャレンジ。
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とあるゴルフショップオリジナルの方法を参考にしながら、薄くすり込んではドライヤーで加熱を、何度も繰り返し繰り返し…。
薄茶→灰色→黒→虹色→鉄さび色→黒→青黒、といった具合でようやく黒の強いガンブルーに仕上がりました。
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もっとも、インディーのガンブルーはもともとスラッジが発生しないようで、試しに小さいパーツをドブ漬けしてみましたが、2回ほどで黒く染まりました。
ただ、研磨してないパーツなので、青みがあるのかただの黒なのかはよくわかりません。
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余談ながら、身近なもので見事なブルーイングされたものは、オルファの特選黒刃かな。
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オイル漬けの新品状態ではやたらと青みが強いのですが、オイルが落ちて時間が経つと、見事なガンブルー色になります。
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by cthulhu_dune | 2009-03-22 23:13 | トイガン
2009年 03月 17日
オフィサーズにライフリングを其の二 ~トイガン加工編~
とあるリクエストにお応えして…。
バレル先端部のクラウンと段差のある、ライフリング・リング。
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この段差を無くすために切削すると、どうしても内周にテーパーが付いてしまうのと、失敗したらアウターバレルが悲しいことになるのが不安でしたが、ええいままよっ!
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というわけでバレル先端内周をばさっと削り、クラウンとの段差を無くしました。
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ライフリング・リングはただの打ち込みなので、アウターバレルとの接合部が完全に消えるわけではありませんが、「バレルの内側に、さらにバレルがある」というような不自然さ解消されたかな。
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ちなみに、ライフリング・リングのおかげで口径は9.5ミリ。
.45ACPの11.5ミリから2ミリ小さくなって、9mmパラベラムか.380ACPとなってしまいました(笑)
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by cthulhu_dune | 2009-03-17 23:02 | トイガン
2009年 03月 17日
オフィサーズにライフリングを 〜トイガン加工編〜
昨年9月に初めてオークションで入手した、MGCのオフィサーズ。
古い機種ですが、今でも元気いっぱいに動いてくれています。
が、唯一の不満は銃口にライフリングがないこと。
最も簡単な解決法は、ウエスタンアームズのオフィサーズから、バレル周りをそっくり移植することで、オークションでもアッシー単位で時々出回っています。
しかし、それではなんだか簡単すぎておもしろくないなぁというわけで、何かおもしろい手はないか、と考えていました。

アウターバレルを削ってライフリングを作る。
これは少々骨が折れそうな上、失敗すると取り返しが付かないので却下。
アルミ板を切り出して、ライフリングを張り付けて再現する。
これは簡単そうだけど、いかにも取って付けたような仕上げしかできそうもないので、躊躇。

口径は小さくなっちゃうけど、内側にライフリングを切ったリングを作ってはめ込んだらどうだろう。
幸い、銀細工に手を染めているのだし、銀のライフリングというのもまた一興。
ライフリング部を切り貼りにするかすり出しにするかでしばらく考えましたが、切り貼りしてから丸めるときれいな円にはならないことに気づいたので、ライフリングはヤスリで削ることに決定。
1ミリ圧の板を引いて、切って貼って削って磨いて完成です。
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ついでに、白いアルミのアウターバレルもバフがけして、ぴかぴかの銀色に仕上げなおしました。
これで、ライフリング問題は解決し、数グラムとわずかながら重量アップ(笑)

せっかくなので、あちこち気になっていた所に手を入れてあげましょう。

まずは、表面劣化が気になっていた亜鉛合金パーツを部分的に研磨。
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この状態でならピカピカですが、銀色パーツにするつもりはないので黒染めしちゃいます。
が、やはりスの多い亜鉛合金、このなめらかさを維持したままの黒染めってできないんでしょうかねぇ。
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ガンブルー液を塗ったとたんにざらついてしまいましたが、まあ当初の状態よりはマシなので良いでしょう。

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実銃では面イチになっているらしい、グリップから飛び出していたマガジンベースも加工。
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これは切削研磨するだけなので、簡単ですね。

スライドストップのかかるスライドノッチには、鋼線を打ち込んでめくれ対策をします。
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もともとスライドストップのかかりにくいモデルのようですが、この加工をするだけでほぼ確実にスライドストップがかかるようになりました。
ノッチも削れなくなって、一石二鳥ですね。

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また、ブローバック後のリコイルスプリングの「ビヨヨ〜ン」という振動の余韻が気になっていたので、試しに硬質ウレタンでバッファーを作ってみたら、ほとんど気にならないほどに軽減されました。

ここまでやって、ひょっとしてSCW用のメタルチャンバーカバーがつけられないかな?という欲が出てきました。
試しに、パラオーディナンスのプラスチック製チャンバーカバーをつけてみると、取り付けるためのピンの径が違うといった多少の加工は必要ですが簡単に付きそうです。
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ではではと、シューターならおそらく誰でも憧れるボブチャウ…バージョンのメタルチャンバーカバーを入手。
取り付けピンは2ミリの鋼線を切り出すだけですが、そのままではがたつきがあるのでスペーサー代わりのスプリングをかませたり、チャンバー本体、チャンバーのピンが動く部分に角があって動きが渋いのでこれを落としたり、ブッシングとチャンバーカバーがタイトすぎてスライドが後退しきれないので、カバー外径を削ったりと、思いのほか加工する箇所がありましたが無事に完了。
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これでさらに実感できるほどの重量アップして、ついでにわずかながら動作音が金属的になって、よりいっそう楽しいオフィサーズになってくれました。
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by cthulhu_dune | 2009-03-17 00:13 | トイガン
2009年 03月 04日
SIG SP2009 〜ブローバック症候群〜
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にっちもさっちもどうにもブルドッグわお!(♪フォーリーブス「ブルドッグ」)
後年、少年隊がカバーしたというのもひっくるめて全く関係なく、SIG SP2340/SP2009の銃口周りの造形は、ブルドックのたれたほっぺたに似ていると思う。
そこがまた、頑固一徹の気概を感じさせていた頃のBMWに似ている気がするようなしないような。

そんなSIG SP2340は、ポリマー(プラスチック)フレームで世界を席巻するグロックに対抗すべく、シグザウアー社初のポリマーフレーム銃。
そしてSP2009はその9mm口径版。
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KSC社が比較的力を入れ、WA社のガバメントのように手を替え品を換えて出しているのが、このSIG SP2340シリーズ。
ABS素材のSP2340、ヘビーウェイトプラスチック(HW)素材のSP2009、システムを一新したSP2022と一通りラインナップしたうえに、GSG9記念モデルやらマグナポートモデルといった限定品まであれこれと出しています。
ちなみにマグナポートというのは、銃身の前より上側に開けられた穴で、火薬が爆発したときのガスを上方に逃がして反動を軽減させるというシステム。
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私が入手できたのはずっしりと重たいHWのSP2009で、さらにマグナポートの付いたモデル。
正直な所、カスタムアメリカンV8のエアーインテークのようなマグナポートのないベーシックタイプが良かったんですが、どちらにしろなかなか出物がないんですねぇ。
外観はさすがにKSCだけあって、ゆがみやバリのない、タイトでシャープな造形。
こういう実用性のない、どちらかといえば無駄なものであるがゆえに、できが良ければ良いほど所有する喜びがあります。
ゆとりや遊び心というものは、本質から少し離れた所にあってこそのものなのでしょうね。

そんな社会批判めいたことはさておき、HWスライド部分の重さに加えて、その造形のタイトさが仇となり、ブローバックスピードは目で追えるほどに遅いのが難点。
ただし、スライドの後退時にはリコイルスプリングが底突きして銃口が上に持って行かれますし、前進時にも銃口が下を向くほどの反動があります。
ちょっと特殊な平線巻きのリコイルスプリングは、しなやかではありますがそれほど柔らかいものではないようですから、ブローバックシステム自体はそこそこの力があるようですね。
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まずはKM企画のマガジンバルブに換えて、スライドとフレームの接触する金属レールと、ハンマーとピストンユニットの接触面を研磨してみましたが、多少の効果しか上がりません。
よくよく観察してみますと、レールではなく、スライドとフレームそのものがこすれているようです。
ここはハの字で重なっているうえに、プラスチック同士の摩擦力もあるので、できれば下手に加工したくないですねーというわけで断念。
ちなみに、社外品のマガジンバルブは効果を感じたり、そうでもでもなかったりしますね。
これは、ガスルートの拡大だけではなく、バルブの動きのスムーズさなんかも関わっていると考えられます。
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さて、それでは力業に訴えてみましょうと、市販品ではもっとも硬い部類だと思われる、プロテックのハイキャパ用ハードリコイルスプリングを入れてみました。
これは効果絶大で、明らかにブローバックスピード、当たり前ですが前進スピードが上がっていますね。
スライド後退時の底付きがなく、それゆえの不自然な反動もありませんし、この寒い時期でもマガジンが暖まっていればスライドストップがかかります。
もっとも、それでもブローバックスピードは遅い部類に入ると思うので、これ以上を望むのならプラスチック部分の研磨と、ブローバックエンジンそのものに手を加えなくてはならないかと。
そこまではちょっとと思うものぐささんなので、これで加工はおしまいです。
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余談ながら、インナーバレルもタイトで精度のいいはずのKSCにしては、集弾性があまり良くありません。
アウターバレルの遊び分、狙点よりも上方左右へと散らばるような気がするので、このあたりをタイトにする工夫をすればよさそうな気がしますが、とりあえずブローバックスピードが上がってハッピーなのでまあいやなのでした。
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by cthulhu_dune | 2009-03-04 16:08 | トイガン
2009年 01月 21日
SIG P230JP 〜ブローバック症候群〜
日本のお巡りさんが持っている拳銃といえば、めんたまがつながる前のめんたまつながりの本官さんの撃っても撃っても弾の切れない鉄砲は1967年以前だとするとひょっとしたらニューナンブM60ではなくS&W M36チーフスペシャルかもしれない。
という訳のわからない話はさておき、一般的にはニューナンブM60リボルバーが有名ですが、私服警官向けにはSIG P230が官給されており、その日本警察仕様がP230JP(Japan Polis)です。
余談ながら、自衛隊の拳銃はSIG P220。
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P230の同型機種であるP232のステンレスモデルを以前入手し、アルタモントのうねうねグリップをつけてその曲線美にメロメロになったわけですが、日本警察仕様のP230JPにアルタモントをつけたらおもしろくないか?という妄想が湧いてきました。
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P230とP230JPの違いは、後者にはマニュアルセイフティーとランヤードリングが追加されたこと。
なので、230用のグリップをつけるには加工が必要ですが、ベースの形状は同じなのでやってやれないことはないはず。
というわけでオークションに注目していたんですが、これがまたあっという間に予算を超えてしまう人気者。
これなら新品をゲットした方がお買い得感はあるなぁ〜と手をこまねいていたんですが、運良く予算ぎりぎりで即決の出品が出たので速ゲット。
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グリップもブラウンがもっとも似合うのはわかりきっていたので、ここはあえてブラックを入手。
このグリップ代がバカにならないので、できるだけ安価に本体を入手したいんですね。
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鉛筆片手にオリジナルグリップと比較して、異なる部分、削り落とす部分を書き込んでいき、糸鋸と彫刻刀で切り落とし、ヤスリで微調整しながら仕上げます。
が、マニュアルセイフティーの外側がはまる部分が、アルタモントでは薄すぎるので穴が開いてしまいました。
幸い、ランヤードリングで切り落とした端材が大きかったので、これを加工接着して一安心。
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と思いきや、今度はマニュアルセイフティ後部が入る部分、グリップの内側を削り落としていると、これまた薄くなりすぎて欠けてしまいました。
グリップ上部後方の形状が、P230JPのオリジナルでは短くなっていますが、アルタモントではスマートに伸びているため、注意はしていたんですが…。
こちらは接着では不十分なので、オリジナルに近い状態まで切り落としてしまおうかとも思いましたが、もったいないので針金を打ち込んで結合接着。
先の穴ぼこともども接合面をパテ埋めしてないので線が出ていますが、まあ細かいことなので気にしない〜。
いや、いつでもできるという言い訳で、手間を惜しんでいるとも言う…。
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うねうねのアルタモントですが、ブラックのためにオリジナルのイメージからさほどかけ離れることはありませんでした。
その分、あまり色気は出ていませんが、JPの名にふさわしいと言ってもいいでしょう。
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あとは、銀メッキのバレルも黒色にして、真っ黒けのけにしたいけど、綺麗なメッキってはがしたり上塗りするのが惜しいんだよねぇ〜。
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by cthulhu_dune | 2009-01-21 15:47 | トイガン
2009年 01月 20日
S&W SHORTY.40 〜ブローバック症候群〜
メジャーなアメリカン・リボルバーでは、コルト派とS&W(スミス&ウェッソン)派が火花を散らしている…かどうかはわかりませんが、両雄花盛り。
両雄を融合させたスマイソンなんてのも出てくる始末。
しかし、メジャーなアメリカン・オートといえば、コルト・ガバメントとその亜流からカスタムモデルが幅をきかせています。
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もちろん、S&Wもユーザーが混乱するほどに多くのオートモデルをリリースしているのですが、あれ?どこかで見たようなモノが…なんてのがあったりして、ちょっとしたコレジャナイロボ状態。
訴訟和解リニューアルの経緯を持つグロックっぽいモノあり、ライセンス生産に当たるワルサーP99っぽいモノあり、ずばりガバメントコピーのS&W M1911あり。

もっとも、コルト社のパテントは1986年に失効しており、多くの銃器メーカーがガバメントをコピー、あるいはカスタムメイドしています。
S&Wは1911用のパーツを作っていたりしていた経緯もあり、内部機構にもオリジナリティーがあるため、コピーというよりカスタムメイドですね。
余談ながらアメリカでは、ガバメントコピーモデルは1911と呼ばれる、あるいは命名されることが一般的です。
これは、パテント切れとはいえ名銃に対する敬意なのかもしれません。
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まあそれはそれとして、S&Wオリジナルのオートが欲しいじゃぁないですか。
そういう意味では、同業他社製品をお手本にしつつ1954年にリリースされたM39やM59こそ、もっともS&Wらしいといえるのかもしれません。
グリップが太くて重いとの芳しくない評価でしたが、リボルバーでも硬質なイメージのS&Wですから、私自身は好みです。
もっとも、この芳しくない評価そのものが、スポーツシューティングとしての実用性には疑問符が付きますが。
この機種は、現行品ではM908とM910につながっていきます。

コピーな前置きが長くなりすぎましたが、そんなわけでウエスタンアームズ社のショーティー.40を入手。
ベースとなるM39シリーズをコンパクトサイズにしたものですが、S&Wのカスタム部門であるパフォーマンスセンターが手がけたモデルなので、名称にモデルナンバーが付かないんですね。
オークションでは、シルバーモデルもコンスタントに出品されるので少し悩みましたが、やはりこのスタイルにはブラックが合うかなと思ったしだい。
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このモデルはブローバックのキックにマイルドな重さがあり、ウエスタンアームズ独特の、特にガバメントシリーズのドカンガツンとはひと味違う感触。
これはおそらく、強力なマグナシステムを制御し、スライドが前進するスピードを上げるための、リコイルスプリングを2重にしたハイスピード・リコイルバッファーによるものでしょう。
スライドの後退する強い衝撃をリコイルスプリングが縮みきる直前に吸収するため、重いながらもマイルドな衝撃となり、スライドを戻す際の初期の力が強いために、スライドが前進するスピードが増す、といった具合かな。
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ウエスタンアームズとしては常にラインナップされていないようですが、同社のガバメント同様、時折手を替え品を換えてリリースされているようですね。
ヘビーウェイト素材のため、実銃の太くて重いを見事に再現している、愉快なトイガンです。
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by cthulhu_dune | 2009-01-20 11:12 | トイガン
2009年 01月 19日
ベレッタM84F 〜ブローバック症候群〜
美しい中型オートが欲しい!…
言わずと知れた物欲コレクターの戯言ですな。
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現在、ガスブローバックガンとしてリリースされている美しい中型オートといえば、やはりウエスタンアームズ社のベレッタM84Fシリーズでしょう。
惜しむらくは、同社のM84F(S)は、トリガーガード前端にフィンガーチャンネルの付いているモデル。
もともとは美しい卵形と流線型で形作られていたトリガーガードですが、両手保持したときのグリップ性と引き替えに、その魅力的なラインを失ってしまいました。
削り落とせばあのラインを復活できるかな?なんて考えてもいますが、予備のフレームでもないかぎり失敗が怖くてヤスリを入れることができません。
ましてや、もしもトリガーガード下部の、厚い部分の中に気泡が入っていたら、なんて考えると…。
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そんなわけで、どうしてもフィンガーチャンネルを削り落としたくなったときのためにできるだけ安価に入手したくて、一つ旧型のM84Fを、予算をかなり下回って入手。
しかし、いざ両手保持してみると、フィンガーチャンネルはあったままでいいかな、などと考えてしまう軟弱者なのでした。
しっとりと手のひらになじむグリップの曲線美に免じて、許してあげよう…。
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初期状態では元気のないブローバックでしたが、マガジンのバルブロックを少し削り、バルブが開いている時間を調整することで解決しました。
もっとも、この方法は不用意にもガスルートパッキンを飛ばしてしまい、なかなか見つからなかったので、ウエスタンアームズのある渋谷まで近いことをこれ幸いと出向いたときに教わった調整法です。
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さらに、旧型のM84Fでも新型のRタイプマガジンが使えることを確認してきたので、後にRタイプのマガジンを一本ゲットしました。
調整した旧マガジンと、未調整の新マガジン、ブローバックの感触はどちらもたいして変わらなかったので、無駄といえば無駄なんですけどね。
残念ながら、どちらもマガジンを十分に暖めてあげないと、スライドストップがかかりません。
もしかして、新型のFSはピストンまわりが改良されていたりするのかな?
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by cthulhu_dune | 2009-01-19 15:02 | トイガン
2009年 01月 17日
ベレッタM1934 ~ブローバック症候群~
小さなオートマチックが欲しいっ!

小さな小さなオートといえば、有名なのはコルトポケット。
しかし、軽薄短小化に強い日本の産業といえども、コルトポケットのようなミニミニサイズのガスブローバックを作るのは、動力源であるガスタンクの容量というネックをいかんともしがたいのでしょう。
火薬を使うモデルガンは古くからリリースされていますが、快調に作動させること自体が難しかったという遠い記憶があります。
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というわけで、現在リリースされている最も小型のブローバックするガスガンといえば、ウエスタンアームズ社のベレッタM1934。
小型であることもさることながら、そのクラシックなスタイルには、生産性と実用性を重視した近代銃器にはない美学が感じられます、
そのためか、オークションでも人気が高く、なかなかお手頃に落札することができなかったのですが、キャロムショットのウッドグリップ付きのものを、少々予算オーバーでしたが入手できました。
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余談ながら、M1934のブローバックガスガンはかつてタナカ社から出ていましたし、手元には置いていませんが所有しています。
しかし悲しいかな旧式の定め、エジェクションポートの中にはピストンユニットがぎっしり。
さらにマガジンは、通称割り箸マガジンと呼ばれる、実銃とはかけな慣れた細長いタイプなんですね。
それでも、当時としては十二分に楽しいオモチャだったんですが。
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さて、ウエスタンアームズ社のM1934ですが、パーカーライズ?
こんなにグレーだっけ? まあそれはいいや。
さすがに仕上がりも感触も見事ですが、なによりもリアリティーのある構造が素晴らしい。
マガジンを抜けばフルサイズ、スライドを引けばエジェクションポートから覗くのはチャンバーとマガジンリップ。
小型とはいえマグナシステムのパワーは健在で、きびきびとしたブローバックが楽しいですね。
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おまけに、キャロムショット製ココボロ材のウッドグリップは、少々ニスが強すぎる気はしますが手のひらに心地よいもの。
しかも現在流通しておらず、入手困難となってしまった逸品です。
オリジナルの金属製グリップは付属していませんでしたが、こちらはパーツとして入手できます。
しかしまあ、ウッドグリップを入手するなり作るなりするつもりだったので、これもまあいいや、ですね。
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by cthulhu_dune | 2009-01-17 01:55 | トイガン
2008年 12月 25日
ワルサーP38 ~ブローバック症候群~
~狂った朝の光にも似た
 ワルサーP38 この手の中に
 抱かれたものは全て消えゆく~
  ♪ルパン三世エンディングテーマより
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かつて、子供に見せたくないテレビ番組として名を馳せた「ルパン三世」。
そのエンディングテーマで一躍名を馳せたのが、ルパンの愛用するワルサーP38。
そのためかどうかは定かではありませんが、銀玉鉄砲から水鉄砲にいたるまで、数多くのトイガンが古くからモデルアップされてきました。

それほどまでに知名度も高く人気もあり、モデルガン全盛期には各社こぞってリリースしていたP38ですが、ブローバックするガスガンは、現在このマルゼン社のモデルのみ。

過去のモデルガンでは妙にずんぐりと太く感じたグリップも、このP38ではほどよくスリムに感じます。
全体的なイメージも、横から見たときの面積に比べて全体的な厚みは薄く、とてもシャープなもの。
ワルサー社から図面提供されているとのことなので、おそらくこれが正解なのでしょう。
ただし、現在手元にあるのはマルゼン社のP38だけなので、モデルガンとの比較は記憶違いかもしれませんが。

実際に撃ってみた感触は、軽めのリコイルショックながらビシッと鋭く感じます。
弾道も素直で、よくまとまっているんじゃないでしょうか。
動作音があまり金属的でないのは、致し方ないところですが、マットに仕上げられた表面処理のおかげで、見た目にはあまりプラスチックさを感じることはありません。

私が落札したP38は、シルバーモデルに付いているブラックのグリップに換装されていました。
実は、茶色いベークライト風のものよりも、黒いほうがいい雰囲気だったので入手したのですが、残念ながら茶色いグリップを黒く塗装したもので、しかも下地が見えるほどのムラだらけと悲しい上がり。
マルゼン社のグリップの塗装には定評がないのは聞き及んでいましたが、これほどまでとは…。
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というわけで、塗り直すぐらいなら、いっそ木製のミリタリータイプグリップに換えてしまいましょう。
ちなみに、ワルサー社オリジナルのグリップは、ミリタリーモデルが赤茶のまだらなベークライト、コマーシャル(民間)モデルが黒いプラスチック製です。
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さて、アルタモントからマルゼンのP38用にリリースされている木製グリップですが、もともとが実銃用なのでちょっとした加工が必要です。
というのも、実銃ではハンマーがめいっぱい落ちたところで止まっていればいいのですが、ガスガンでは落ちきったところで止まってしまうとガスが出っぱなしになってしまうからなんですね。
そのため、ハンマースプリングの伸び位置を調整してあげるため、付属の木片を接着します。
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これは、取り付け位置の指示もありますし、仮留め調整してから接着する旨の指示もありますから、さほど難しくはありません。
が、仮留め調整はかえって手間がかかりそうだったので、接着してから削って調整しました。
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これで、ヌメッとした悲しいマルゼングリップとはおさらばです。
惜しむらくは、グリップ内側に入れられた重りが重量を稼いでいるので、悲しいほど軽くなってしまうのですが、見た目と握り心地の良さに比べればたいしたことはありません。
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アルタモントのP38用グリップは、ニスが塗ってあるのかどうかわからないほど、木の地肌に近い軽めの色合いですが、ニギニギしていれば手油で深い色合いに変わってくれることでしょう。
ま、とっとと変色させたければ、ニスなり油なりを塗り込めばいいことですしね。
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by cthulhu_dune | 2008-12-25 20:33 | トイガン
2008年 12月 13日
マルシン グロック21 ~ブローバック症候群~
銀細工の消耗品を買うために御徒町に出かけたのに、何となく立ち寄ったモデルガンショップでマルシン社の新製品が出ていたことを知ってしまい、何の躊躇もなく入手してしまいました。
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昔の空気銃はカートリッジ(薬莢)を使うタイプが主流でしたが、ガスを使うオートマチックが出てきてからは、カートリッジを使わないケースレスタイプが主流になりました。
ましてや、実銃に近い動きをするブローバックタイプともなればなおさら。
実銃とは違ってカートリッジ内にパワーソースを蓄えられないガスガンでは、ハンドガンサイズにカートリッジを使ったブローバック機構とガスタンクを納めることが難しかったんでしょうね。
しかし、モデルガンの雄というか、プラグファイヤーカードリッジで紙火薬時代に終焉を告げたマルシン社は、薬莢を使ったブローバックを実現してきました。
喜び勇んで発売されたばかりの第一号機、コルトガバメントを入手したものの、二段引きのトリガーにがっかりしたことが以前書きました。
弾が出てブローバックして排夾もして、しかも火薬を使わないというのは、ちょっとした幸せでもあったんですが、あのへんてこりんなトリガープルは。
一段目の軽いトリガーでポスッと弾が飛び、二段目の重いトリガーでカシャッとブローバック、うーんうーん…。
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そんな懐かしい時代から幾星霜、ついにまともなトリガープルのライブカートブローバックガスガンが出てしまいました。
いやまあ、Picklesの旦那からそういうのが出るとは聞いていたんですが、実物を見るまであまり期待はしていなかったというのが本音です。
しかし、店頭で試射させてもらったところ、不安がかき消されたどころか、久々にモデルガンの興奮を味わってしまいました。
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その第一弾は、実銃でもトイガンでもすっかり食傷気味のグロック。
薬莢とガスタンクのスペースを取るうえでも有利であろう、実銃では大きな口径の弾を使うためにマガジンも大きなグロック21をリリースしてきました。
それでも、実銃では13発入るマガジンに、6発を押し込むのが精一杯だったようですが。
今後リリースされるモデルも、やっぱり大口径タイプがメインになるんでしょうかねぇ。
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さて、実際に撃ってみた感触は、スライドがABS樹脂と軽いためにショックも軽め。
しかし、この寒い時期でもマガジンを暖めてガスが気化しやすい状態にしてあげれば、ほどほどに楽しめる程度のショックを味わえます。
肝心な排夾は、それはもう楽しいの一言。
ガス圧が安定していれば、ほぼ同じラインを描いて飛んでいきますので、あとで探すのも楽ですね。
弾道も、3メートルで試射程度ですが、そこそこ安定しているように感じられました。
ま、確かに弾道が安定していることは、弾の出るトイガンでは重要なことの一つではあるのですが、火薬を使わないモデルガンとして楽しめることに比べれば二の次三の次でしょう。
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もっとも、これだけの完成度の中でも残念な部分てのはありまして、それはカートリッジを引っ張り出すエキストラクター。
本来あるべき位置にあるエキストラクターはただのモールドで、実際に稼働しているそれはスライドの内部、やや後ろにありました。
これは、カートリッジがチャンバーの入り口付近で保持される構造になっているためで、何かしらの意図か制約があったのでしょうけど、残念ですねー。
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まあ何はともあれ、そこそこのトリガープルと舞い散る薬莢に、サルになってしまうのでありました(感涙)
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by cthulhu_dune | 2008-12-13 02:36 | トイガン