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2007年 08月 28日
ハンズメッセ
東急ハンズ恒例の「ハンズメッセ」が、23〜29日まで行われています。
なんてのをすっかり忘れたまま、先日、新宿店に行ってきました。
まあ、大棚ざらえというか在庫処分みたいなものだと思うので、中途半端に古そうなものが多いのはいつものこと。
しかし、普段陳列してあるものが隠されているってのは納得出来ん!と、新しいお財布を探しに来たカミさんがぶーぶー言ってました(笑)

私はといえば、取り立てて必要なものはなかったはず、なんですが…。
気がつけば銀地金と工具が買い物かごに入っていたり(笑)

それはさておき、今使ってるのとほぼ同じくらいの小型の圧延ローラーが、思いのほか安く転がっていたのがちょっとくやしい。
最大圧延厚は薄いでしょうから、これを選ぶことはなかったでしょうけど、いかにも古めかしい上に、妙にチープでポップなカラーリングがグーなのでした。
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by cthulhu_dune | 2007-08-28 17:23 | 文化・社会
2007年 08月 28日
手前味噌ユビキタス
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携帯電話からWebサイトを見るなんて、今や当たり前のこと。
しかし、その当たり前には課金と転送速度の問題が含まれているってのが、私にとっては大問題。
そこで、備忘録となっている自分のWebサイトのデータを、PHSにコピーしてみました。

フレームを外すわずかな加工は必要でしたが、実にあっけなく完了。
当たり前ですが、ネット経由など問題にならないほど表示が速くて、あらまあこれは便利。

三歩下がって師の影踏まず…ではなく、三歩歩けば忘れてしまうようになったボンクラ頭の私でも、自分で調べたことと手持ちのデータはいつでも取り出せるようになりました。
これで、思い出せなくて歯がゆい思いをすることも減ってくれることでしょう。
PHSにコピーしてあることを忘れなければ(笑)
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by cthulhu_dune | 2007-08-28 17:04 | 文化・社会
2007年 08月 26日
『ドクトル・マブゼ』第2部
活弁IN学資会座『ドクトル・マブゼ』《第二部・現代人の賭博・地獄》を鑑賞。

催眠術と奇策を弄し、人心を攪乱し市場を混乱に陥れ、己が欲望をほしいままにしていたマブゼ博士。
しかし、手中に収めたにもかかわらず、彼の意のままにならぬトルド伯爵夫人に、その意をねじ曲げられたか否か。
手段が目的へと転じられ、人心を自由に操らんとすることに、心血を注ぐようになってしまう。
だがそれは、マブゼ自身を狂気の結末へと導く火線に、消せぬ炎を着けてしまうことになった。

というその結末、マブゼの幻覚は、映像だけ見ているとなかなか愉快なのですが、ここに付けられた澤登さんの活弁は実に暗鬱で重厚。
それはまるで、マブゼの末路を悲しみ儚んでいるかのようであり、マブゼへの思い入れを絞り出すかのよう。
第二部の冒頭から、フィルムと活弁が第一部以上に渾然一体であると感じられたのは、きっとこの結末があったからだと思う。

第一部を拝見し、どうにもわからなかったこの物語が、まるで光が道を照らすがごとく脳内に広がったと思われたのだが、第二部が進むにつれてその重みさえも感じるようになってゆく。
これこそが澤登活弁のなせるわざであり、観客にとっての快楽、単にストーリーを追っているだけでは味わえない快感に違いない。

そして、稀代の怪人にして悪党を追悼する言葉は、"Tsi - Nan - Fu!"。
この呪文を口ずさみつつ、さらに愉快なひとときへの扉が開かれ、会場をあとにするのであった(笑)
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by cthulhu_dune | 2007-08-26 02:04 | 映画・映像
2007年 08月 22日
フラックスの小瓶
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ロウ付けする際に、ロウがしっかり流れて食いつくよう、接合面が酸化するのを防いでくれるのが、フラックス。
買ったときの容器のままでは、中ブタがあったりしてちょいと使いづらいので、小さな薬ビンを使ってみましたが、フラックスを塗るのに使うつまようじや細い筆を突っ込む時に、よくひっくり返していました。
次に使ったのが100円ショップのコスメコーナーにあった点眼容器で、これはひっくり返してもこぼれないのでまずまず。
しかし、つまようじなんかを使うのは相変わらずで、これが案外うっとうしい。

そこで、化学実験などで使う、スポイト付の試薬ビンがどこかにないかな〜と探していたんですが、灯台もと暗し。
なんのこたぁない、しょっちゅう足を運んでいる東急ハンズにありました。
スポイトなので広い範囲にも一度で塗り広げられる量を得られるし、ガラス製なのでバーナーをあてた直後の熱い部分に押し当ててもびくともしません。

まあ、フラックスを塗るだけのことなんですが、つまようじや筆が私にはささやかなストレスになっていたんですねぇ。
道具は使いやすいに越したことはありません、という小ネタなのでした。
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by cthulhu_dune | 2007-08-22 23:30 | 銀細工
2007年 08月 16日
鑢を掛けて日が暮れて
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バックルの途中経過は、パーツを2枚切り出して、下処理まで終えたところ。
切り抜きあとの鋸目に鑢(ヤスリ)とキサゲを掛けて、お盆休みの最終日が終わりました。
もう、こう暑くちゃ家を出るのも危険きわまりないですから!
ちなみに、あともう一枚切り出すので、メインパーツだけであと一日かかるってことですなぁ。
すでに飽きそう(笑)

いちばん後ろのパーツはすでに裏板と貼り合わせてありますが、これは練りロウも併用したので結構簡単にロウ付けできました。
だって、こんなでかいパーツの細かい切り抜きに、ちまちまと銀ロウを並べていくなんて、考えただけで気が遠くなりますから(笑)
なので、外周のみに5番の銀ロウを並べ、中は練りロウを塗りたくっています。

本来は、1回に使うロウの番手は揃えて、ロウ付けの順番に替えていくのがセオリーですけど、いいのいいの、はがれなきゃ。
というわけで、あと2回の大きなロウ付けも、銀ロウ+練りロウでいってみるのです。

ちなみに、先日のケルト紋様リングも、小さいけどこの方法でロウ付けしています。
練りロウを使うと紋様の中にロウ目が出にくいうえ、強度の欲しい外周は銀ロウで安心、だと思います。
もちろん我流なので、保証は出来ませんけどね(笑)
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by cthulhu_dune | 2007-08-16 10:55 | 銀細工
2007年 08月 16日
ケルト紋様リング
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毎度ながら思いつきの制作は、お盆休み帰省直前2日間篇。
ケルト紋様の中から、簡単でそこそこ見栄えのするものを、どれくらいの時間で地金作りからオーバーレイのリングに出来るかな、なんてことをやってみました。
穴あけが睡魔を連れてきてくれるので途中昼寝なんかしつつも、だいたい1日半ってところ。
ただし、最初から燻すつもりだったので、紋様の内側、鋸をひいたあとを鏡面に仕上げていないってのが、ちょっと反則(笑)
あと、凹部分にタガネでテクスチャーを付けた方が、コントラストがよさそうなので、そこまでやると二日かかるかな〜。

量産するつもりはさらさらないけど、仕上がりまでにあまり時間がかかると、途中で飽きちゃいます。
というのがすでにいくつも転がっているのが情けなや…。
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by cthulhu_dune | 2007-08-16 09:18 | 銀細工
2007年 08月 10日
澤登翠一門会『世界の心』
京の敵を江戸、いや駿河あたりで討つほどに流れてしまいましたが、去る7月30日、澤登翠一門会『世界の心』を鑑賞してきました。

第1部は、澤登さんの前時代的な大げさな芝居もユニークな、活弁の歴史講釈。
片岡さんの活弁レコードコレクションから名調子抜粋もあり、劇場や地域による口調の違いを楽しみます。
私の好みは、あまり芝居がかっていない七五調、あるいはそれに近いものかな。
さみだれのように一節の長い語りは、自分の呼吸と合わないと調子も合わず、右の耳から左の耳へと抜け流れてしまいますので。

第2部は、グリフィスの『世界の心』リレー活弁。
1番手は、言葉の端々に小ネタを盛り込む片岡さん。
やっぱり小ネタで笑わせますが、作品の導入部は結構コミカルなので妙にマッチしています。
解説でも活弁でも、息継ぎの間を長くとってしまうクセがあるのか、一節の最後に息苦しさを感じることがありますね。
観ているこちらも呼吸のタイミングがずれてしまうので、ちょっと残念なところ。

2番手は桜井さんだったかな。
確か斎藤さんが物語の区切りをつとめたと思うので、桜井さんだと思う…。
こりゃ脳みそがカビとるな。
『眠るパリ』が説明調だったのでどうなるかなと思ったのですが、本作ではオヤジの台詞もなかなか見事な活弁。
ちょっと無機的で、滑舌が良く張りのある声は、私の耳にはどうしてもアナウンサー口調として入ってきますが、このあたりは先入観の問題。
ですが、どうしてもスクリーンの脇で語っているというイメージは払拭できません。

3番手は斎藤さん…のはず…、間違っていたらごめんなさい。
斎藤さんと澤登師匠の調子は何度か記しているので割愛するとして、本作で斎藤さんのはまり役は、ドロシー・ギッシュ。
役名もずばり「お転婆娘」のドロシーと斎藤さん、おきゃんというかはすっぱなところが、何とも似通っています。
いずれ、ドロシー・ギッシュの作品を存分に演じて欲しいですね。
そして、言葉少なにじっくりと間をとった、戦争へのカウントダウン。
いやがおうにも、不安を駆り立てられました。

トリをつとめるのは澤登師匠。
本作は大戦へのアメリカ参戦を促すプロパガンダであるため、実戦のさなかに撮影するといった強烈なカットの見え隠れする終盤。
それもあってか、いたずらに悲劇を強調することなく、ひたすらに重厚な弁を振るう澤登師匠。
それがかえって、救出物に長けたグリフィスの作品だとわかっていながらも、実は助からないんじゃないかとドキドキしてしまいます。
締め括りは、ハッピーエンドへの安堵ではなく、手短ながら重みのある戦争非難。
本作誕生の意図をひっくり返すことが出来るのも、弁士の担うところであると感じた次第です。

※訂正
リレー活弁の順番、正しくは2番手斎藤さん、3番手桜井さんでした。
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by cthulhu_dune | 2007-08-10 17:17 | 映画・映像
2007年 08月 06日
ジーンズvsクランプラーのバッグ
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ヤスリのようなコーデュラナイロン生地で、ショルダーバッグの勝ち。

上京して以来、ずっと愛用しているクランプラーのPCショルダー。
ノートPCという重量物を入れて歩くうえに、実にザラザラとした生地が使われているため、バックとこすれるジーンズの腰から太もも部分が盛大に削り落とされてしまいます。
おかげで、一年もするとジーンズに大穴が空いてしまう始末。
これが今時のダメージジーンズのような場所に空くのならいいのですが、まずいことに穴からパンツが見えてしまいそうな辺りにも空いてしまいます。

これでバッグの生地もツルツルになってくれればいいのですが、さすがに頑丈な生地を選んだだけあって、ちっともツルツルになってくれません。
そんなわけで、いつかやろうと思っていたバッグの改良を実行してみました。
といっても、革を貼るだけなんですが(笑)

縫いつけるのは何とも手間がかかりそうなので、カシメ金具でくっつけてしまおうと思ったのは大きな誤算。
大切なノートPCを入れる部分に、金具が頭を出してしまうことに気がつかなかった。
さすがにボンドやテープで貼るなんてことは、やって出来なくもなさそうだけど、後々イヤなことになりそうな気がするので、素直に縫いつけることにしました。

最も安くてもさすがにお裁縫セットよりもはるかにお高い手縫いセットなんてものを渋々ながら買ってきて、トンテンカンと革に縫い穴を開けていると、単調な作業に眠くなってきます。
さて、穴も空いたことだしバッグに縫いつけようかと針を入れようとしたら、バッグに針を通すのが硬いこと硬いこと。
これではちっともはかどらないので、セットに入っていた菱目打ちでぷすぷすとバッグにも穴を開けながら縫うことほぼ一日で、片道と三分の一ほど終了。
もちろん、縫い目が汚いのはご愛敬。
このままでも十分使えるので、残りはまた後日気が向いたときにやりましょう。
ちなみに、ただ縫いつけるだけじゃつまらないので、ポケットになっています。
まあ、上部を縫わなかっただけなんですけど、レシートやらポケットティッシュなんかを放り込んでおくのには便利ですな(笑)

使い心地は、ジーンズとこすれるザラザラとした感触もなくなり、ジーンズも長持ちして経済的になることでしょう。
しかし、縫い針でひと突き、菱目打ちでひと突きした指先は痛かった…。
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by cthulhu_dune | 2007-08-06 15:57 | 文化・社会
2007年 08月 06日
目覚まし時計
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ただ今浅草に出展中の骨董店、カミさんを紹介していなかったので、銀細工のちょっとした修理をかねて遊びに行ってきました。
さすが女性同士というか、店主とカミさんはすぐに意気投合。
アンティークにあまり興味のないカミさんも、それなりに楽しめたようでめでたしめでたし。
ついでに、私の委託品にも多少アクションがあったそうで、よかったよかった。

土曜日なら来ていたという、オランダ在住の、店主のご友人にお会いできなかったのは残念でしたが、写真を拝見してあらびっくり。
類は友を呼ぶといいうか、朱に交われば赤くなるというか、ご友人二人と店主が姉妹かなと思わせられるほど似ていました。
私のカミさんも丸顔なので、歳をとったら似てきたりして(笑)

さて、そのご友人が仕入れてきたばかりのものに、目覚まし時計がありました。
私はそれに、一目惚れの釘付け。
大量生産のオーソドックスなものですし、外見はそれなりに痛んでいますがそこは味わい。
もちろん、探す気になれば状態が良くてお手頃なものが見つかりますが、そこをふまえたうえで、どこで入手するかというのも楽しみのひとつ。
ぜんまい腕時計の収集を我慢してきた身に、カチコチという大きな動作音と、これまた大きなジリリリリという懐かしいベルの音が響き渡ります。

しかし、いつの世もそう簡単には開かないのが、お財布と相場が決まっています。
おまけに、銀地金と工具をいくつか仕入れてきたうえ、次はバックルを作ろうという目論見のため、思い切ってトニーラマとボグットのレンジャーベルトを入手したりと、我ながら散財してきたばかり。
次の出店で残っていたらとか、いやいや、目覚まし時計に困る生活をしていないだろうとか、カミさんと「これでお茶を入れて飲みたいねー」などと撫でくり回していた真鍮のポットの誘惑もあったりして、またまたうんうんと迷います。
迷うなら買わないという一家言を持っていたはずなのに、最近はすっかりなし崩しになってしまいましたねぇ(笑)

…というわけで、その目覚まし時計、今朝からこれで起きることになったのでした。
あ〜あ。
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by cthulhu_dune | 2007-08-06 11:20 | 文化・社会