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2008年 03月 16日
銀のスプーン
キャットフードではなくて、銀食器のスプーンのお話(笑)
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アンティーク店で、スプーンのままではあまり出ないから、アクセサリーにリフォームできないかとの相談を受けました。
溶かして作り直してもいいとも言われたんですが、それではせっかくスプーンとして作られ、長くその形を保ってきた意味がなくなってしまいます。
てなわけで、最も簡単な手法として、持ち手部分は丸めてリングに、さじの部分はブローチとピアスにカットしてみました。
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リングサイズは男性向けのリクエストだったんですけど、女性サイズで作って、セットにしたかったですね。
フリーサイズなんで小さくできるんですが、どうやら925らしくて結構硬いので、工具がないと難しいよなぁ。
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by cthulhu_dune | 2008-03-16 11:53 | 銀細工
2008年 03月 16日
薔薇のバングルとプレーンリング
薔薇のバングルと、プレーンなフリーサイズリングのオーダーをいただきました。
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バングルは、以前アンティーク店主のために作ったものの柄違い。
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リングは、幅広でプレーンなフリーサイズとのことだったんですが、開口部が普通に四角いってのもおもしろくないなと思ってしまうわけで、こんな形に(笑)
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by cthulhu_dune | 2008-03-16 11:48 | 銀細工
2008年 03月 14日
銀ひと袋
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昔々の、ちょっとやばい仕事の報酬みたいな感じ?(笑)

時節柄、板に伸ばされた銀は非常に割高になってしまったので、笹吹きの粒銀をまとまった量で仕入れました。
これなら、グラムあたり10~20円、場合によっては30円ぐらい変わってきます。

熔解圧延の手間は必要ですが、切り屑のリサイクルも近頃は毎度のことですし。
時間に追われているわけでもなし、懐惜しんで手間を惜しまずですね。

この写真を撮ったあと、しまうときに数粒転がっていってしまいました。
あわてて探し出しましたが、ほんのわずかなのに妙に焦ってしまいましたわ(笑)
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by cthulhu_dune | 2008-03-14 22:06 | 銀細工
2008年 03月 11日
グリーンネックレスの花
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ベランダのグリーンネックレスに花が咲きました。
初めて見た〜!
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by cthulhu_dune | 2008-03-11 23:35 | 写真
2008年 03月 11日
破滅への叙事詩『ジークフリート』
『ニーベルンゲン』第一部、『ジークフリート』
3月6日、学士会館に於いて、弁士・澤登翠、楽士・柳下美恵

破天荒な英雄ジークフリート、無垢な姫君クリームヒルト、矮小な王グンター、尊大な女王ブリュンヒルト、老獪な将軍ハーゲン。
それぞれの思惑と運命が絡み合う、破滅への一大叙事詩。

不覚!
ラングの描いた本作は、よく知られたドラゴンに代表されるおとぎ話である以上に、実は惨憺たる運命が描かれた破滅の物語なのである。
そして、この映画でその力を遺憾なく発揮しているのは、物語でも特殊効果でのなく、純然たる映像なのである。

それとわかっていたにもかかわらず、不覚!
フィルムが巻き進められるにつれ、柳下美恵嬢のピアノも、澤登翠師の活弁も、この映像の中に融け込み吸収されてゆき、いつしか私の頭の中では映像の一部と化してしまう。
ふと我に返ったときには、劇伴はどうだ、活弁はどうだ、などと考えている余地すらなかったことに気づき、愕然とする始末。
『ジークフリート』、恐るべし。

もっとも、全くの無音でこれほどまでに魅了されるかといえば、まずあり得ないだろう。
おそらく、半時とたたないうちに睡魔に流されてしまうに違いない。

とか何とかいいつつ、今回の見所というか聞き所は、柳下美恵嬢の劇伴。
ゴットフリート・フッペルツのオリジナルスコアを、上映されるフィルムに合わせてアレンジしたもので、全編にわたって重量感たっぷりなもの。

余談ながら、ジークフリート対ドラゴンの戦いは、本作のみで語るならば全く持って理不尽なもの。
どう見ても水辺でぼんやりとひなたぼっこをしていたドラゴンを、一方的に退治するものと決めつけているとしか思えない。
この理不尽さが、ジークフリートの破滅への序曲に他ならないのではあるのだが…。
ドラゴンの造形と動きの見事さの陰で、ジークフリートはひでぇヤツだとこっそりと憤っていたりするのは内緒だ(笑)
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by cthulhu_dune | 2008-03-11 23:33 | 映画・映像
2008年 03月 09日
女神のバックル・ケルト風
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今回のバックルは、大鳥の翼を持った女神を、ケルト紋様の下地に横たえてみました。
女神の胸元には、ワンポイントとして色味の濃いサファイアをあしらってございます。
その濃さゆえに、輝いて見える光の角度がかなり制限されておりますが、その時折の燦めきに「おや?」と目を留めていただければ幸いです。
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使用したタガネは3種で、ケルト紋様の中、羽根、うすぎぬのテクスチャーをそれぞれ打ち変えております。
写真ではご覧になりにくいかと思いますが、現物を肉眼で見てもやっぱり見難うございます。
が、そこはそれ、光の当たり方による微妙な変化を味わっていただければ、と。
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そうそう、このバックルに合わせましたベルトは、黒字に深紅の蝶と植物の紋様という、少々押しの強いものでございますが、貴方様であれば見事こなしていただけるのではないでしょうか。
というわけで、女神のバックル・ケルト風でございます~なんちって(笑)

特におもしろそうな失敗談もありませんが、ロウ付け台を回転させるために100円ショップで買ったテレビの回転台を使っていたんですが、これのロウ付けに結構な時間がかかってしまったせいか、熱でゆがんで使い物にならなくなってしまいました。
100円だからまた買ってくればいいやと思ってましたが、思い切って回転式のロウ付け台をゲットしてきましたですよ。
またテレビの回転台でもよかったんですけど、結構大きいので上に載せた工具ごと回転しちゃうのがネックなのね。

また、女神の中を燻さないように、マスキングとして木工用ボンドを使ってみたんですが、完全に乾いているにもかかわらず燻し液に溶け出しちゃいました。
元々水性だったのと、熱めのお湯を使ったのがまずかったかな?
燻し自体は成功したのですが、液が真っ白になっていたのでびっくらこいちゃいました。
次は何か別のマスキング剤を探した方がよさそうですね。
粘度と耐熱性の高い、グリスなんかどうだろう。
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by cthulhu_dune | 2008-03-09 19:23 | 銀細工
2008年 03月 02日
銀地金
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高騰が叫ばれて久しい貴金属ですが、手持ちの銀は相変わらず切りくずのリサイクルで間に合っています。
それでも、バックルに使うような大きめの板は作るのが面倒なので、シーフォースやゴーショーといった小売店で買っていたんですが、このところ銀板の品揃えが極端に悪くなっているみたい。
時価売りが普通のものなので、やっぱり高騰の中でも変動を控えてるってのが難しいからなんでしょうね。
笹吹きから作ってもいいんですが、手間を考えるとねー(笑)

で、切りくずというにはほど遠い大きさの地金もリサイクルして、それを切り抜いてはまたリサイクルしつつ、一つこしらえ始めました。
この土日に腰を据えてやったせいか、二日間で大きな加工はすべて終了したので、あとは仕上げを待つのみ。
うーむ、テクスチャーと燻しをどうするかな。

ところで、日本橋の丸善服飾館で、アンティークジュエリー展をやっていました。
もっとも、今日でおしまいだったんですが…。
土曜日の朝一で行ってきましたが、客足が少なかったせいか、オーナーの話をあれこれと聞くことができて、楽しく勉強になりました。
もちろん、私のフトコロではとても手が出せないってのを承知の上で(笑)
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by cthulhu_dune | 2008-03-02 21:55 | 銀細工