2006年 09月 10日
北京故宮博物院展
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日本橋高島屋で行われている北京故宮博物院展では、女帝西太后とラストエンペラー溥儀の、日用品から衣装、軸絵に宝飾等々を展示中。
通常料金800円はちょっとどうかなと思うけど、夕方6時以降半額でなら十分すぎるほど楽しめます。

圧巻は西太后の衣装で、刺繍の豪華さもさることながら、その着丈の長いこと。
女帝の身長がどの程度だったのかわかりませんが、これは歩き回るための物じゃなさそうだなと想像してしまいます。
また、宝飾というよりも美術工芸といえる髪飾りに冠の数々がまた見事な細工。
西洋のきらびやかとは趣を異にする装飾には、中国らしく翡翠と真珠を多用し、貴金属はほとんど黄金で細工されています。
鳳凰をかたどった細工はおそらく金線編みだと思うのですが、より近くで見られないこともあって、どうなっているのかよくわからないほど細かいものでした。
これは、単眼鏡を持ってもう一度見に行くつもり。

溥儀の展示でユニークなのは、英国製の自転車。
西太后のそれとは打って変わって、ちょっと地味な展示品ですが、今でもすこし手を入れてあげれば十分使える状態で残されているのが、なんだかじーんと来ます。
まあ、溥儀のその生涯から豪華絢爛な展示品とはいえませんが、彼自身にとっての大切な物という雰囲気が伝わってくる物でした。
そのなかでも、夫人の使っていた3方向に扉を持つガラスの香水セットは実に可愛い物ですよ。

で、最も目についたというかいやでも目立ったものは、博物院の整理番号らしいものが大胆にもマジックで直接書いてあったりすることなのでした。
木製品などは、糊がしみこむのを嫌ってシールラベルすら避けると思うんだけど、どういう扱いなんでしょう(笑)
西太后の政治の間を復元してあるんですが、内側を覗くと柱や梁にラベルがぺたぺた貼ってあるのですなぁ。

写真は、展示会につきものの売店で買った、ガラスの小さな鉢。
他にもなんだかよくわからない骨董やら工芸品、ハンコ彫る人とか毛筆用品、ビンの中に絵を描く人なんかも来ているので、こっちもなかなか楽しめます。
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# by cthulhu_dune | 2006-09-10 22:31 | 文化・社会
2006年 09月 08日
携帯電話のある風景
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老いも若きも男も女も、ひたすら携帯電話に向かう姿が日常の風景になった今日この頃。
若者のマナーを糾弾していた年齢層ですら、今や自分がそのマナーを守っていないことに気づいていないほど、日用品となりはてた携帯電話。

なんて枕はさておき、電車の中では携帯に向かう姿が倍増するのですが、これがもしもスプーンだったらと妙な想像をしてしまいます。
もしもこれだけ大勢の人間がスプーンに向かって念じていれば、そのうちの何人かは超能力者になっているかもしれませんねぇ。
いやいや、ひょっとしたら日本は超能力大国になっているかもしれません。

スプーン以外だと、何がいいでしょうかねぇ。
馬券だと手に汗握っていそうですし、現ナマだと鼻息が荒そうです。
パンの配給券だと寒々しいですし、こすると煙の出るカードなんてのは覚えている方が少ないか。

まあなんにせよ、携帯電話がなくてはならない物である限り、テレパシーは身につきそうもないですな。
なんて馬鹿なことを考えつつ、今日も通勤電車に乗るのでした。
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# by cthulhu_dune | 2006-09-08 23:46 | 文化・社会
2006年 09月 08日
色飽和
【飽和】色の純粋さを表す語。白・灰・黒の混入が少ないほど飽和の度が大きい。(広辞苑第五版より)

αスイートデジタルを使っていて最もやっかいなことが、この色飽和。
これが起こると、微妙な階調すら残ってくれないので、あとで手を加えることも困難です。
といっても、たいていは良く晴れた日中、とても彩度の高いピンクから赤にかけて起こることなので、撮影するときに注意すればいいのです。
露出を落とすとか、彩度の設定を変更するとか、ヒストグラムを読み取るとか。
が、良く晴れた日中というのは、液晶モニタが全く当てにならない状況が多いわけですな。
ついでに、気軽なスナップでは、細々とした設定やら観察なんぞしたくないのです。
なんていいわけ以前に、うちに帰ってモニタで見るまではそんなこと忘れているのでした。

まあ、そんなこと言うなら普段から露出と彩度を落として撮影すればいいのでしょう。
しかし実は、この飽和条件以外の場合は、たいてい露出を変えて数枚撮っていたりします。
なんで、赤い花を撮るときだけ気が回らないんでしょうなぁ。
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# by cthulhu_dune | 2006-09-08 12:14 | 写真