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2006年 09月 30日
オペラの怪人の仮面のようなもの
10月末を目標に、オペラの怪人の仮面をインスパイアしたアクセサリーを作り始めました。
で、これはきちんと日の目を見させるものなので、たまには作業工程でも載せようかと。
オペラの怪人というよりマスカレードだろうと思えるのは、先にこの形の構想が浮かんで、あとから映画に結びつけたからなのです。

先日のできるかな?は、ドカーンとした石を使ってみようと思って入手した大振りなファセットのシトリンを目に、ワゴンセールで何となく入手したこれまた大振りなしずくのローズクオーツを涙にした、できるかな?状態の構想図。

オペラの怪人の仮面のようなもの_d0090664_2142365.jpg

これを積層ボール紙に貼り付けて型紙を起こし、シリコンで型を取ります。
というのが粘土状態での整形が苦手な、銀粘土を使う場合の私の常套手段。
仕上がりのきれいな銀板から彫金しようかとも思うんですが、銀の切り屑は自分で鎔解再生できないので悩むところ。

オペラの怪人の仮面のようなもの_d0090664_2143699.jpg

シリコンから外した銀粘土の乾燥体、ここから切削に入ります。
小汚い金属片は、しずく形の石枠の作り始め。
トンテンカンとロウ付け中は、ほんっとに黒かったり白かったり。

オペラの怪人の仮面のようなもの_d0090664_2145226.jpg

大まかな整形と下地処理まで終了。

オペラの怪人の仮面のようなもの_d0090664_215383.jpg

肉抜き中の裏側。
最初から薄く型取りできればこんなことしなくていいんですが、不安なのでついつい厚めに入れてしまいます。
型に詰めた粘土はほぼ30グラムですが、この状態で19グラムほど。
強度の不安もありますが、まだ重く感じるのでさらに彫り進めます。

by cthulhu_dune | 2006-09-30 21:07 | 銀細工


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