人気ブログランキング | 話題のタグを見る
2006年 10月 09日
仮面のブローチの爪と焼成
爪のロウ付けと、本体の焼成まで終了。
まだまだ手がかかりますが、乾燥体の破壊が最もきびしいので、焼成が終われば一安心です。

仮面のブローチの爪と焼成_d0090664_9554884.jpg

爪のロウ付け直後の石枠。
からげ線を使ったのでスジが付いちゃいましたが、これはさくっと削り落とせます。
ロウ付けする前に、パーツ同士のあたりをとるためと、手の入りにくいところまできれいになるように、仕上がりに近いほど研磨する必要があるようです。
しかし、バーナーの熱と酸洗いで白仕上げ状態になっちゃうんですね。
一度研磨してあるのでこのあとの仕上げは楽なんですが、やっぱりちょっと悲しい(笑)
ところで時々、ロウ付け後の酸洗いで、表面が赤銅色になることがあります。
ロウが溶けにくかったときにそうなりやすい気がしますが、フラックスの付け過ぎとか、熱のあて方が悪いのかな。

仮面のブローチの爪と焼成_d0090664_956124.jpg

乾燥体の重さは14.8グラム。
もうちょっと薄く削りたい気もしますが、持ち重りはしないので切削はこれで終了。

仮面のブローチの爪と焼成_d0090664_9561150.jpg

写真では乾燥体と代わり映えしませんが、焼成直後は14.4グラム。
焼けてなくなる分って、想像以上に軽いんですねぇ。

さて、研磨とブローチ金具などのロウ付けに入りますが、仮組みしながらひとつ大きな路線変更をしようかと思うのでした。

by cthulhu_dune | 2006-10-09 10:13 | 銀細工


<< 仮面がブローチになってきたような…      世界のアンティークウォッチ市 >>