2007年 04月 10日
4月7日の土曜日、初めて降り立ったこの街の印象は、こぢんまりとした個性の集合体。 駅から放射状に数多く伸びる細い道沿いは、なんとか商店街、あるいはなんとか通りと名付けられ、間口の狭い店舗がひしめくように軒を連ねている。 こりゃ迷ったら大変だなぁと思いつつ、地図を片手に目的地へてくてくてく。 雑多な割にはほぼ蜘蛛の巣状に道が走っているので、思いのほかあっさりと到着。 そんな通りからちょっと外れた踏切のそば、ちょいと危なっかしい階段を上ったところに、Be Bornはありました。 店内ほどほどに雑然で、ほどほどに整然。 じっくりと見ながらぐるぐると回っていても、決して飽きることなく疲れもしません。 そもそも、オーナーのセレクトにはビシッと何か筋の通ったものを感じます、うん、面白い。 まあ、セレクトショップと呼ばれるものに疎い私は、欲しいものがあると専門店に足を運んでしまうのだが。 さりげなく自己主張の強い品々の中でも、額に入れられたカメオにめろめろ〜でも手が出ない。 オーバーレイ・インディアンジュエリーとしては実に緻密なカットワークには目を奪われますが、幸か不幸か財布の口までは奪われようがありません。 カットワークといえば、中空のピアスが、今の課題として実に参考になったりして。 お値段もお手頃なので資料として…と思ったけど、やはり身に着けてくれる人の元に行くべきなのでやめ。 ベレッツァバレッタのつけ爪&リングの妙は、私には逆立ちしたって考えつかないもの。 ネイルアートは銀粘土で参考にしたけど、ネイルそのものを作ってしまおうとはおもわなんだ。 ダイクロの燦めきには惹かれるものがありながらも、女性向けを基本としているために手を出しにくかったcarinoブランドから、男性でもオッケーのブローチがリリースされたのでこれをゲット。 愉快な皆さんに囲まれて、しばしティータイム。 制作に対する姿勢、販売に対する姿勢、とても良い勉強になりました。 さて、もうひとつの目的だったアンティークジュエリー「リガード」は、なんとお休み(笑) 土曜日はやっていると思ったんだけど、ちゃんと確認しておけばよかった。 まあせっかく来たんだからと小じゃれた自由が丘を散策、そして一件のアンティークショップで初めて見るものに遭遇。 まるでジャックナイフのようにバネ仕掛けで飛び出す、折りたたみ式拡大メガネ。 しかも、見事な透かし彫り(打ち出しかな?)の装飾。 それはそれは感動のひとしお。 でもまあ当然のごとくゲットできるような代物ではないので、古い型から起こしたガラスのインタリオを入手してきたのでした。
by cthulhu_dune
| 2007-04-10 16:46
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