2007年 06月 17日
『赤胴鈴之助』の敵の必殺技みたいなタイトルですな(笑) 残す部分を細くした透かし切りでは、そのままではなかなか強度が保てません。 かといって、裏板をあてたり中空に封じ込めてしまうと、見た目の面白さとは裏腹に、身に着けたときの透け透け感がいまひとつ。 ここは思い切って、多少の工夫はしつつも強度の優先順位を下げて、身に着けたときに透かし切りが映えるようにしてみました。 【薔薇のブローチ】 花びらの部分だけ裏板を抜いたので、服地が花の色になります。 リボンはそのままロウ付けするつもりでしたが、シャフトを通して揺れるようにしてあります。 ここにスプリングを仕込んでトレンブランと言い張るつもりだったのですが、テンションの弱いスプリングが見つからなかったので断念。 ためしにフロッピーのシャッターに使われているスプリングを入れてみたのですが、硬すぎて自重だけでは揺れてくれませんでした。 スプリングなしではリボンはヤジロベーのようになってしまい、ほとんど動かないので、ガーネットは重りの役目も果たしています。 ペンダントトップとしても使えるのでした。 【薔薇のペンダント】 まあ、見たまんま。 強度の確保もかねて、軽く打ち出して立体感を付けています。 おまけのつもりだった合成ルビーでしたが、あった方がずっと見栄えがするので、これでよし。 実は、研磨前の薄汚れたパーツの状態では、おもちゃ箱の中に忘れ去られたグリコのおまけみたいだなぁと思っていたので、仕上がったときの見栄えにほっとしたのでした。 【蜂のピンブローチ】 以前、何に使うかも考えずに切り出した蜂に、蜂蜜に見立てた石を持たせてみました。 もともと細く切り抜くつもりで厚手の板を使ったためか、打ち出そうとしたらおかしな方向にゆがみかけたので、あわてて元通りに修正。 なので、蜂が真っ平らのままなのは、ちょっと残念。 そのかわりというわけではありませんが、蜂が回転するようにして、どの向きにブローチピンを刺しても蜂は同じ向きになるようにしています。 そんな構造のため、もちろん蜂は揺れます。
by cthulhu_dune
| 2007-06-17 10:29
| 銀細工
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