2007年 07月 17日
友人の奥さんが他界されたため、急遽、帰省してきました。 病に冒された当人がもっとも辛かったことでしょうけど、看病する友人も、もちろん家族もさぞかし大変だったことだろうと思います。 しかし、喪主の勤めを黙々と果たしている友人の、その胸中に抱えている重荷は私には計り知れず、それなりに長いつきあいなのにろくに言葉が出てきませんでした。 それにもかかわらず、旧友達の席ではとても和みが感じられたことに、逆に私の方が安堵してしまう始末。 滅多に帰省せず、古い友人の墓にもここ数年墓参していないこの不精者にとって、この何も変わらぬつながりはひとつの大きな宝物です。 まめに帰ろうとは思うのにちっとも帰りゃしないのは、このつながりに甘えているのかもしれないなぁ。 余談ながら、荼毘に付している間に台風が過ぎ去り、火葬場を出る頃には見事な青空になっていたことが印象的。 少しだけ、清々しい気分になりました。 さて、冠婚葬祭でもなければネクタイを締めないので、ずいぶん前にタイピンをなくしたままになっています。 これはいかんと思い出し、急いで作ったのが写真の品。 前日夜にあたふたと作ったので、伏せ込みにシルバーレースを使い、作業時間を短縮しています。 今回は残念ながらケガレの席のために作り使いましたが、次はハレの席で使いたいものです。
by cthulhu_dune
| 2007-07-17 10:05
| 銀細工
|
アバウト
検索
カテゴリ
全体 Lovecraft Cthulhu 映画 映画・映像 文化・社会 写真 銀細工 Machintosh Apple トイガン Charmesur Dicky&Gran ガジェット イベント 未分類 タグ
以前の記事
リンク
メールはコピペしてください
dune@ceres.dti.ne.jp クトゥルー神話あみぐるみ・るるい宴ブログ 怪奇幻想シアター 銀細工DUNE ふぁるこんつりー シャルムシュール Dicky&Grandmaster Silver Works 外部リンク
ブログパーツ
その他のジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||