2008年 12月 25日
ワルサーP38 ~ブローバック症候群~
~狂った朝の光にも似た
 ワルサーP38 この手の中に
 抱かれたものは全て消えゆく~
  ♪ルパン三世エンディングテーマより
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かつて、子供に見せたくないテレビ番組として名を馳せた「ルパン三世」。
そのエンディングテーマで一躍名を馳せたのが、ルパンの愛用するワルサーP38。
そのためかどうかは定かではありませんが、銀玉鉄砲から水鉄砲にいたるまで、数多くのトイガンが古くからモデルアップされてきました。

それほどまでに知名度も高く人気もあり、モデルガン全盛期には各社こぞってリリースしていたP38ですが、ブローバックするガスガンは、現在このマルゼン社のモデルのみ。

過去のモデルガンでは妙にずんぐりと太く感じたグリップも、このP38ではほどよくスリムに感じます。
全体的なイメージも、横から見たときの面積に比べて全体的な厚みは薄く、とてもシャープなもの。
ワルサー社から図面提供されているとのことなので、おそらくこれが正解なのでしょう。
ただし、現在手元にあるのはマルゼン社のP38だけなので、モデルガンとの比較は記憶違いかもしれませんが。

実際に撃ってみた感触は、軽めのリコイルショックながらビシッと鋭く感じます。
弾道も素直で、よくまとまっているんじゃないでしょうか。
動作音があまり金属的でないのは、致し方ないところですが、マットに仕上げられた表面処理のおかげで、見た目にはあまりプラスチックさを感じることはありません。

私が落札したP38は、シルバーモデルに付いているブラックのグリップに換装されていました。
実は、茶色いベークライト風のものよりも、黒いほうがいい雰囲気だったので入手したのですが、残念ながら茶色いグリップを黒く塗装したもので、しかも下地が見えるほどのムラだらけと悲しい上がり。
マルゼン社のグリップの塗装には定評がないのは聞き及んでいましたが、これほどまでとは…。
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というわけで、塗り直すぐらいなら、いっそ木製のミリタリータイプグリップに換えてしまいましょう。
ちなみに、ワルサー社オリジナルのグリップは、ミリタリーモデルが赤茶のまだらなベークライト、コマーシャル(民間)モデルが黒いプラスチック製です。
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さて、アルタモントからマルゼンのP38用にリリースされている木製グリップですが、もともとが実銃用なのでちょっとした加工が必要です。
というのも、実銃ではハンマーがめいっぱい落ちたところで止まっていればいいのですが、ガスガンでは落ちきったところで止まってしまうとガスが出っぱなしになってしまうからなんですね。
そのため、ハンマースプリングの伸び位置を調整してあげるため、付属の木片を接着します。
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これは、取り付け位置の指示もありますし、仮留め調整してから接着する旨の指示もありますから、さほど難しくはありません。
が、仮留め調整はかえって手間がかかりそうだったので、接着してから削って調整しました。
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これで、ヌメッとした悲しいマルゼングリップとはおさらばです。
惜しむらくは、グリップ内側に入れられた重りが重量を稼いでいるので、悲しいほど軽くなってしまうのですが、見た目と握り心地の良さに比べればたいしたことはありません。
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アルタモントのP38用グリップは、ニスが塗ってあるのかどうかわからないほど、木の地肌に近い軽めの色合いですが、ニギニギしていれば手油で深い色合いに変わってくれることでしょう。
ま、とっとと変色させたければ、ニスなり油なりを塗り込めばいいことですしね。
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by cthulhu_dune | 2008-12-25 20:33 | トイガン


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